白髪を染めるとなぜ傷む?

白髪が気になってくると染めることで対処している方も多いと思います。白髪染めは一気に色を付けて目立たなくすることができて手軽な反面、髪に与えるダメージも気になるところでしょう。白髪染めをするとなぜ髪が傷むのでしょうか。

白髪染めは白髪の外側から色を付けるものではありません。髪表面のキューティクルを開いて染料を入れることで内側から色を付けています。白髪といっても、ただ色素が不足しているだけで、なにか問題のある髪だというわけではなく、キューティクルもしっかりしていることが多いのです。白髪であること以外問題ない健康な髪のキューティクルを、強い薬剤を使って無理やりこじ開けるわけですから、傷みも早くなってしまいます。白髪染めを頻繁に使うと、切れ毛や枝毛、褪色、うねり、パサつき、艶がなくなるといったダメージが起こります。髪に一番よくないのは、キューティクルを開く脱色剤なので、明るい色にするほど脱色剤の量が多くなり、ダメージも大きくなります。千円程度で売られている市販商品は、美容院で使用されている薬剤と異なり、素人でもそれなりに染まるように、非常に強力な薬剤が使われているのです。加えて、一度白髪染めを始めると、定期的に染め続け必要があり、頻度も高くなるのでダメージも加速します。髪は1ヶ月で1センチほど伸びるので、染めて1ヶ月もすれば根元の白髪が目立ってきて、染め直しが必要となります。

髪だけでなく、頭皮の炎症も気になるところです。ヘアカラー商品の多くに含まれているジアミンという成分は、人によっては重度のアレルギーを起こすことで知られています。頭皮にかゆみやかぶれを引き起こし、ひどい場合だと首や胸のあたりまでアレルギーが出ることがあります。白髪は黒髪より染まりにくいため染毛剤の量が多く、その染毛剤に含まれるジアミンも多くなる傾向がありますから、アレルギー体質の方はジアミンフリーの白髪染めを選ぶようにしましょう。髪や頭皮にやさしい成分で出来た白髪染めもたくさん出ているので、良い商品を選んできちんとケアしましょう。